COMMENT
(敬称略・順不同)
カジヒデキ(シンガー・ソングライター)
1982年、中3の僕はソフィー・マルソーに熱烈な恋をし「ラ・ブーム」に熱狂した!
96年の初冬「MY BOOM IS ME」というキャッチコピーのCMの曲を作り、そのタイトルを「ラ・ブーム」と名付けた。
勿論この映画から!
ブーム=パーティー。あの時パーティーが始まり、今もこの「ラ・ブーム」のようにキラキラと輝いているんだ!
早見優(歌手)
久しぶりにスクリーンに登場したソフィ・マルソーは天使の笑顔そのままだった!
こんなにキュートな瞳で見つめられたら、身動きできなくなる!と思った瞬間、あのメロディが流れ、一瞬で10代に戻った。
大人になって久しぶりにハートがキュンキュンした!
宇多丸(RHYMESTER)
伝説の「後ろからヘッドフォン〜二人きりのチークダンス」シーンは、実はクライマックスでもなんでもない!
むしろ結末は、そのロマンティックさを帳消しにする身もフタもなさ!
アイドル映画のつもりが、フランス人って、大人だ……と学んだ一作です。
伊藤さとり(映画パーソナリティ)
壁ドンとかもう古いけれど、当時10歳の私は、美しい少年が後ろからヘッドホンを彼女に着けて、二人だけが主題歌「愛のファンタジー」でチークダンスを踊るシーンに恋をした。音楽と映画が見事に調和して初恋と大人の恋を交互に映し出す最高のエンターテイメント。青春映画の金字塔は恋愛映画のバイブルだ。
阪田マリン("ネオ昭和"第一人者)
海外の80年代特有の街並みや服装、髪型やバイク、インテリアなどとても新鮮でお洒落でした。ブームのダンスパーティーのシーンでは、これぞ青春‼︎共感や憧れ、懐かしさや羨ましさ、年齢を問わず誰が見てものめり込む作品だと思いました。
吉田照美(フリーアナウンサー)
「ラ・ブーム」を観れば、ソフィー・マルソーという女優の素晴らしさが分かる。13歳、その頃の女の子、男の子が、誰でも通り過ぎる性なるものへの入り口で悩み、逡巡する思いをドキュメンタリーのように、リアルに演じている。今観ても、ちっとも古びていない青春映画だ!ソフィー、最高!!