涙と笑いに溢れた、不器用な大人たちのアンサンブル

人生は狂詩曲(ラプソディ)

監督:ビンセント・バル

7月16日(土)よりシネマート新宿、シネマート心斎橋ほか全国順次公開

2014年/ベルギー・ルクセンブルク/カラー/フランス語・オランダ語/100分 原題:Branbanconne 原題:Belgian Rhapsody 後援:ベルギー王国大使館 配給:ファインフィルムズFINE FILMS.INC
ベルギーの弱小吹奏楽団、目指すのは最高の夢の舞台!
イントロダクション

ベルギーを舞台に、欧州決勝大会進出を目指す2つの吹奏楽団。言語が北と南で分かれ、それぞれ自分たちの地域に誇りを持つベルギー国民は、コンクールの勝利にも地元のプライドがかかっていた。見どころは、優勝を争う2つの吹奏楽団の迫力と感動の演奏シーン。そして演奏だけでなく、出演者たちの華麗な“歌声”も注目ポイント。ストーリーをセリフだけでなく、“ミュージカル”としてその歌声で情感豊かに魅せてくれる。果たして彼らは言語の壁を越えて、音楽の力で互いを理解し合うことができるのか?!

ストーリー

吹奏楽の欧州決勝コンクール出場チームを選ぶ大会に参加したベルギーのフランドル地方の楽団〈サン・セシリア〉。ライバルチームであるワロン地方の〈アンナバン〉の演奏に圧倒されながらも「必ず勝つ」という決意のもと演奏した結果は、〈アンナバン〉と同点1位。見事欧州決勝コンクール進出にこぎつける。しかし、チームの要であるトランペット奏者のウィリーが心臓発作で演奏直後に舞台上で突然死してしまう。悲しみに暮れる〈サン・セシリア〉のメンバーたちはエースを失い、戦意喪失気味になる。しかし、コンクールの期日は待ってくれない。葬儀の後、彼の死を無駄にしないためにもメンバーたちはある作戦を思いつく。それは、〈アンナバン〉の天才トランペット奏者ユーグをチームにスカウトし、勝ち上がることだった。

キャスト
アマリリス・アイテルリンデン ―エルケ

ベルギーで女優・歌手として幅広く活躍。2012年にはファン・フラーンデレンによるユージン・ファン・ミーゲンの生涯を語った、ミュージカル「マーガレット・S」でオーガスチンの役を演じ、フランドル・ミュージカルの最優秀助演女優賞を受賞した。そして、本作『人生は狂詩曲(ラプソディ)』では主人公のエルケ役でベルギーのオスンデ映画祭で最優秀女優賞を獲得した。

アルテュール・デュポン ―ユーグ

フランス映画界の期待の若手俳優。ジャン=ポール・サロメの映画『ルパン』等にエキストラとして出演した後、パスカル・アーノルドとジャンマルク・バール監督の『One to Another(原題)』で初めて主要な役で出演、妹と熱烈な恋愛関係になる兄を印象的に演じた。そして、2010年に『Bus Palladium(原題)』で主役を演じ、フランス版アカデミー賞とも呼べるセザール賞で最優秀新人男優賞にノミネートされ、今後の活躍が注目される。

スタッフ
ビンセント・バル ―監督・脚本

6歳の頃からミュージカル、映画、テレビに出演。ブリュッセルにあるLUCAスクール・オブ・アートに通った後、複数の短編映画やテレビコマーシャルの監督を務める。 そして、オランダの童話作家アニー・M・G・シュミットの同名作で人間の少女になったネコの活躍を描く『ネコのミヌーヌ』は各国の映画祭で上映され多数の賞を獲得した。その後、デビッド・グロスマンの小説を映画化した『The Zigzag Kid(原題)』はヨーロッパ映画賞でヤング観客賞を受賞する。

劇場情報
劇場窓口にて発売 オリジナルポストカード付き前売券1,500円(税込)当日一般1,800のところ ※なくなり次第終了とさせて頂きます。
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都道府県 劇場 公開日 前売券
高知 高知あたご劇場 11/12