第10回大阪アジアン映画祭特別招待作品

愛のために生きろ! カン・ジファン主演、キム・テシク監督作品

太陽を撃て

追いつめられる男たち―<絶体絶命>のリアル・アクション! 11月7日(土)よりシネマート新宿他全国順次公開

無頼漢公式サイト カン・ジファンファンクラブ
俺たちに明日はない 手を出してはいけない女が俺の人生を狂わせる
【イントロダクション】ロス、ラスベガスオールロケーション!カン・ジファンが『チャ刑事』以来3年ぶりにスクリーンに帰ってきた。女優キム・ハヌルと共演した『7級公務員』や『チャ刑事』のようなキュートでコミカルな姿をこれまで見せてきたカン・ジファンが『太陽を撃て』では、極限まで追い込まれる男を演じる。また本作は、ロス、ラスベガスオールロケで撮影され、カン・ジファンがデビュー後初めての“ベッドシーン”に挑戦したことでも、話題を呼んでいる。周りを固める俳優陣は、『オールド・ボーイ』での演技が評価され、第40回百想芸術大賞 映画部門新人演技賞を受賞し注目を集めたユン・ジンソが、カン・ジファン演じるジョンと危ない恋に落ちるジャズボーカリストのサラを演じ、実際に劇中で歌い上げた。ジョンの金髪の友人チェン役には、実力派の注目俳優パク・ジョンミン。ハン・ソッキュ主演『カル』、『後宮の秘密』、TV「花より男子-Boys Over Flowers」など、日本でもお馴染みのアン・ソクファンが、組織のボスを好演した。監督は日本に留学経験をもち、『妻の愛人に会う』がサンダンス映画際、ロッテルダム映画祭他で高い評価を受けたキム・テシク。
【ストーリー】極限まで追い込まれた男たち―その先に待ち受けるものとは―。窮地に立たされロスまで来たジョン(カン・ジファン)。彼には同じ不法滞在者で、友人のチェン(パク・ジョンミン)がいた。ジョンはチェンと共に、ある日偶然、砂漠に埋められていた組織のボス(アン・ソクファン)を助ける。ボスは2人に自身の下で働くよう勧め、夢も目的もなく生きていた彼らは、ボスの提案を快く受諾する。ボスのアジトであるジャズバーで歌うサラ(ユン・ジンソ)と出会ったジョンは一瞬で彼女に恋をしてしまう…。決して手を出してはいけない相手に恋してしまったジョンが迎える運命とは?!壮絶な逃亡劇が始まる―。
キャラクター&キャスト
【夢も目的もなく生きてきた男 ジョン:カン・ジファン】1977年3月20日生まれ。「ロッキー・ホラー・ショー」など、ミュージカル俳優としてデビューしたカン・ジファンはドラマ「がんばれ!クムスン」では生意気で魅力的な‘ク・ジェヒ’を演じてドラマ界の新生として注目を浴び始めた。以後、『映画は映画だ』(09)、『7級公務員』(10)、『チャ刑事』(13)をはじめとし、最近ではドラマ「ビッグマン」など、スクリーンからTVドラマまで縦横無尽に活躍しているカン・ジファンは、『太陽を撃て』を通して今での洗練されたイメージを捨て、男らしい魅力を見せ、一段階成長した姿で任された役を徹底的に演じきった。本作を通して彼の演技人生の新しい歴史を刻むことになるだろう。<出演作>映画 :『チャ刑事』(13)、『7級公務員』(10)、『映画は映画だ』(09)ドラマ:「ビッグマン」、「お金の化身」、「私に嘘をついてみて」、「コーヒーハウス」、「快刀 ホン・ギルドン」
【孤独な雰囲気を持つジャズボーカリスト サラ:ユン・ジンソ】1983年8月5日生まれ。20才のときパク・チャヌク監督の映画『オールドボーイ』(03)で、オールヌードになるという新人女優として果敢な演技を見せ、世界的にも知られることとなった。ユン・ジンソは以後、第40回百想芸術大賞 映画部門新人演技賞を受賞し注目集め、最近は日本の漫画原作が韓国でドラマ化される「ワカコ酒」の主人公に抜擢される。第10回大阪アジアン映画祭では審査委員も務める。明るいキャラクターとセクシーな雰囲気の両極端の演技をこなす彼女は、『太陽を撃て』でもサラが持っているイメージをすばやく自分のものにし周囲を驚かせた。ジョンとボス、二人の男性を誘惑して禁断の恋に落ちてしまう、魅了的なボイスを持つジャズボーカリストサラ役を通して、力強くも柔軟な演技力をみせ、力量の幅をさらに広げている。<出演作>映画:『スーパースター☆カム・サヨン』(06)、 『オールドボーイ』(03) ドラマ:「チョンダムドン111」「1年に12人の男」、「逃亡者 Plan. B」、「美賊イルジメ伝」
【ジョンを傍で見守る唯一の友人 チェン:パク・ジョンミン】1987年2月25日生まれ。ベテラン俳優たちの間で黙々と自身の存在感を現している俳優パク・ジョンミンは、独立映画(配給会社を通さず、制作者が直接映画館に売り込む映画)界から徐々に新星俳優として注目を浴びて以後、『野良犬たち』(14)、『僕らの青春白書』(15)などの映画にも出演し始め、認知度を上げている。その演技力で韓国映画界の有望株の一人である彼は、まだ若いが主演、助演問わず演技派俳優として確実に実力を積んでいる。最近ではドラマ「君たちは包囲された! -アクシデント・ラブ-」を通してコミカルな演技まで完璧にこなし、演技幅を広げている彼が『太陽を撃て』では独特な存在感をもつチェン役として登場する。彼はジョンの唯一の友人であり、友に新たな危機をもたらしてしまうチェンを完璧に演じて、また一味違う可能性を見せている。<出演作>映画:『僕らの青春』(15)、『野良犬たち』(14)、ドラマ:「君たちは包囲された!-アクシデント・ラブ-」
【欲求と信念の間で葛藤し続ける男 組織のボス:アン・ソクファン】1959年11月1日生まれ。1987年の演劇でデビューしたアン・ソクファンは絶やすことなく舞台を100以上にも上る作品に出演したベテラン演劇俳優だ。短いワンカットでさえも気を抜かず演技をする彼は『太陽を撃て』でも近づき難い存在感を放ち、劇中にインパクトを与える。アン・ソクファンはサラを愛しているが、彼女の心を奪えない男、金銭的な面でしか彼女との関係を維持できない組織のボスを演じる。欲求と信念の間で葛藤し続け、無表情で特有のユーモラスな演技で一層キャラクターに深みを出している。「花より男子-Boys Over Flowers」などで日本でも知られるアン・ソクファンが『太陽を撃て』を通して見せる演技は鳥肌ものだ。<出演作>映画:『カル』(12)、『後宮の秘密』(12)、ドラマ:「スポットライト」、「ビフォア&アフター整形外科」、「花より男子-Boys Over Flowers」
【スタッフ】さまざまな経験から新しい挑戦を恐れない 監督:キム・テシク 1959年生まれ。長編デビュー作『妻の愛人に会う』で第21回サンダンス映画際、第36回ロッテルダム映画祭など公式に招待され、多数の監督賞を受賞したことで国内の映画界から熱い注目を得た。彼は独特な創造力で描いた『東京タクシー』で釜山国際映画祭をはじめとして全世界からラブコールを受けた彼が、3本目の監督作として選んだ『太陽を撃て』はキム・テシク監督がこれまで取り組んだことのないアクションノワールである。LAとラスベガスの海外でオールロケーション撮影をする自身の映画への熱意を注いで、全世界から注目される映画が誕生した。<作品>『東京タクシー』(09・web)、『妻の愛人に会う』(08) <受賞歴>『妻の愛人に会う』(08)、第30回 ニューヨーク アジアンアメリカン国際映画祭 監督賞受賞、第1回 国際イマジンテレート映画際 監督賞受賞
劇場情報
都道府県 劇場 公開日 前売券
愛知 半田コロナシネマワールド 12/5  
愛知 春日井コロナシネマワールド 12/5