『新感染ファイナル・エクスプレス』で素手でゾンビをなぎ倒す熱い男を演じ人気が爆発したマ・ドンソク主演の最新作は、
〈2004年実際に起こった事件〉を元に、強力班(強行犯係)の刑事vs.中国の新興勢力vs.韓国マフィアとの死闘を描いた
高濃度クライムアクション。
拳一つで闘いを挑む刑事にマ・ドンソク、ナイフで瞬時に刺す派手なアクションで魅せる敵のボスには、
初の悪役に挑んだ『国選弁護人ユン・ジンウォン』『プンサンケ』のユン・ゲサン。
ユンソン監督は「危険な任務をこなす刑事たちの死闘を描いた。
彼らの苦労がどれほどか想像しながら観てほしい」と語る。
韓国公開時には連続1位となり、[青少年観覧不可映画]では『アジョシ』を超え韓国歴代3位に踊り出る大ヒット。
第38回青龍映画賞では、助演男優賞受賞、そして新人監督賞、編集賞、技術賞の3部門にノミネートされるなど各映画賞に名を連ね、この年を代表する作品となった。
2004年ソウル。強力班のマ・ソクトは、ナイフで向かってくるヤクザにもひるまず、張り手一つでなぎ倒すコワモテ刑事。ある日、ビリヤード場で刺傷事件が発生。被害者は毒蛇組の組員、犯人は対立するイス組の男だった。ソクト刑事は難なく犯人を捕らえ、それぞれの組のボスの仲を取り持ち、街のバランスを保っていた。しかしそんな中、中国から新興勢力の黒竜組が乗り込んでくる。ボスのチャンは、情け容赦ない手段で毒蛇組を乗っ取り、次第に勢力を拡大していく。縄張りを荒らされたイス組や、最大勢力の韓国人暴力団も黙っておらず、一触即発の事態に。ついに強力班は組織の一掃作戦を立てるが…。