キム・ジェウクはドラマ「コーヒープリンス1号店」(08)で流ちょうな日本語を駆使するセクシーなキャラクター、ノ・ソンギ役で多くの女性ファンの胸をときめかせ、その年のコリアドラマフェスティバル(KDF)で人気賞を受賞した。以後映画『アンティーク 西洋骨董洋菓子店』(09)で老若男女を虜にする魔性の魅力をみせ、第16回大韓民国文化演芸大賞 映画俳優新人賞を受賞、ブラウン管とスクリーンを行き来する国民的俳優としての立ち位置を確立した。それだけでなく2009年第4回アジアモデルフェスティバルアワーズでモデル特別賞を受賞、またミュージカル出演やロックバンド“walrus”でボーカル&ギタリストとして活動するなど、多様な才能を発揮している。
日本でも人気のガールズグループKARAのメンバーで西洋的な顔立ちから別名“女神”と呼ばれるパク・ギュリは、最近放送されたドラマ「チャン・ヨンシル」(16)に出演し、安定した演技力で好評を受け女優へと完ぺきな変身を遂げた。スクリーンデビュー作である
『2つの恋愛』では、普段見られる彼女のはつらつとした姿とは違い、恋愛の始まりと終わりまで、一貫した深みのある感情表現を披露する予定だ。日本語の実力と恋愛シーンの演技を期待されるほか、エンディングで流れる“春雪”を歌うことにも注目だ。
女優チェ・ジョンアンは、ドラマ「コーヒープリンス1号店」(08)でコン・ユとイ・ソンギュンの愛を同時に受ける洗練された女らしいキャラクター、ハン・ユジュ役で多くの女性の憧れの的になった。以後多数の映画とドラマで強烈なカリスマ性あふれる役を演じることが
多かったが、ドラマ「ヨンパリ~君に愛を届けたい~」(15)では天然な性格の財閥夫人役
で魅力的なギャップを見せ、強い印象を残した。